●切羽詰まって大願成就
【みゃ長の独り言】
皆様、お久しぶりでご座います。みゃ長です。
久しぶりのコラムです。
前回更新してから、なんと1年も経ってしまいました。
その間、「なぜ更新されないんですか?」とスタジアムでたまに聞かれました。
特に理由はありませんでした。
ネタがない、ということもありませんでした。
ただ平和ボケだったのかもしれません。
もしよろしかったら、読んでやって下さい。
(以下、「世にも奇妙な物語」のタモリっぽく読んでって・・・)
好奇心は、中年になっても少年時代同様、常に旺盛であります。
幼き頃の好奇心は、イキ過ぎますと周りの正しき大人たちが戒めてくれますが、大人の行き過ぎを止めるのはいったい・・・、それは己なのかも知れません。
今からお話しするこの女性は、私が本当に目撃した実話です・・・・・・。
その女性を見たのは、T線の先頭車両でありました。
女性は年のころなら30代、ツヤツヤとした美しい長い黒髪の女性でありました。
しかし何故かイライラしている様子ではありませんか。どうしたんだろう?
私の好奇心が、フツフツと沸いてまいりました。
私は、もっとよく女性を観察することにいたしました。
女性は、己の舌で奥歯のあたりをさぐっております。
どうやら奥歯に挟まった何かを、必死で取ろうとしているようです。
しかし、なかなか取れない。
20分ほど経過した頃、女性は、車内が空いてきたのをみはからうように、人指し指と親指を口に入れ、直接、奥歯をいじり始めたのです。
それでも目的を達成することはできなかったのか、今度は独り言をいい始めました。
よく聞き取れなかったのですが、微かに聞こえるその独り言は、「あっあっ〜ん、もう〜いらつく。とれない・・・」と言っているようでした。
いったい彼女の奥歯に何がはさまっているのか?私の好奇心は益々もえたぎるのでありました。
次の瞬間、私は信じられない光景を目の当たりにしました。
イラついた女性は、自らの頭から長い黒髪を1本抜き取り、糸楊枝のようにして奥歯に挟み込んだのであります。
衝撃でありました。
そして、やっと目的を成就したのか、女性は安堵の表情をうかべ遠くを見ておりました。
人は最後の最後、切羽詰るととてつもない行動をとるものである。
また、目的を達成するためには手段を選ばなくなる・・・。そう教わった感じでありました。
そうです、自分が欲するモノを獲得するためには、色々試行錯誤しながら、もがき、苦しみ、死にもの狂いの努力をして、その結果として何かを掴み獲る。
そのことを学んだのでありました。
10/17(土)、惨敗の味スタから柏に戻り、仲間と一緒にいつもの溜まり場で心の傷口を癒しあっていた。
まさかの0-4敗戦の記憶も新しく、最初のうちは意気消沈していた我々だが、このままでは終われないとの気持ちが強くなり、誰ともなく「今やれることを精一杯やろう。山形戦で何かやろう」という流れになった。
で、結果、「スタジアム全体でマスゲームをやろう!」て話になったんだ。
俺は、正直、次節の山形戦まで日にちもないし、内心引き気味だったんだ。
そんな俺に、仲間たちが言う。
「この切羽詰った柏の状況、何もしないテはないですよ!今だからこそスタジアム全体で何かやりましょうよ。絶対に負けられない一戦、選手を盛り上げましょうよ!みゃ長!」
そう言われちゃ・・・。この俺も「う、うん・・・」とうなずいたのでありました。
「準備は、俺たちがやります。みゃ長は見ててください」
言われなくても、そういった難しい企画ごとはいつも見てるだけなんで・・・。
そこから計画をたて、結局、家に帰ったのは深夜4時だった。
ということで今度の土曜日、山形戦でマスゲームやります!
圧倒してやりましょうよ!
「お世話になった柏。その対戦で得点決めて成長した姿をみせ、恩返しをしたいです」
よく、そんなセリフを聞くけれどけど、誰か山形のハセとシミケンに伝えてちょうだいよ。
本当に恩返しがしたいなら、ハセはオウンゴールでハットトリック!
シミケンは手と足を使わず、ヘッドだけで護れ!
現在、我々は片足をいれた。
そう地獄に通じる道である。
遠くに見える灯りは、地獄の一丁目のネオン看板ではありませんか。
18カラー電飾で、色鮮やかな看板であります。
キレイだからといって、騙されてはなりません。
そこにいくと毎週、長旅を要求されるのです。
お金もかかります。時間もかかります。
そのうちに、地獄での居心地が良いのか悪いのかわからなくなります。
それがまた怖いのです。
仲間も減っていくでしょう。選手もまたしかりです。
しかし、柏というチームは、退屈させませんな。
FC東京戦で、ホントのホントに後がなくなりました。
でも、あきらめるわけにもいきません。
怒りをどこにぶつけていいのかも、わかりません。
カッコつけてるわけじゃありませんが、選手達と共に戦うしかありません。
スタジアムに行きましょう。
最後にゃ、結果は出ます。
それがどうあれ後悔しないよう、チームを信じ戦いましょう。
なりふりかまっていられません。
とにかく、山形戦!準備はいいか、見せてやれ!
皆様、お久しぶりでご座います。みゃ長です。
久しぶりのコラムです。
前回更新してから、なんと1年も経ってしまいました。
その間、「なぜ更新されないんですか?」とスタジアムでたまに聞かれました。
特に理由はありませんでした。
ネタがない、ということもありませんでした。
ただ平和ボケだったのかもしれません。
もしよろしかったら、読んでやって下さい。
(以下、「世にも奇妙な物語」のタモリっぽく読んでって・・・)
好奇心は、中年になっても少年時代同様、常に旺盛であります。
幼き頃の好奇心は、イキ過ぎますと周りの正しき大人たちが戒めてくれますが、大人の行き過ぎを止めるのはいったい・・・、それは己なのかも知れません。
今からお話しするこの女性は、私が本当に目撃した実話です・・・・・・。
その女性を見たのは、T線の先頭車両でありました。
女性は年のころなら30代、ツヤツヤとした美しい長い黒髪の女性でありました。
しかし何故かイライラしている様子ではありませんか。どうしたんだろう?
私の好奇心が、フツフツと沸いてまいりました。
私は、もっとよく女性を観察することにいたしました。
女性は、己の舌で奥歯のあたりをさぐっております。
どうやら奥歯に挟まった何かを、必死で取ろうとしているようです。
しかし、なかなか取れない。
20分ほど経過した頃、女性は、車内が空いてきたのをみはからうように、人指し指と親指を口に入れ、直接、奥歯をいじり始めたのです。
それでも目的を達成することはできなかったのか、今度は独り言をいい始めました。
よく聞き取れなかったのですが、微かに聞こえるその独り言は、「あっあっ〜ん、もう〜いらつく。とれない・・・」と言っているようでした。
いったい彼女の奥歯に何がはさまっているのか?私の好奇心は益々もえたぎるのでありました。
次の瞬間、私は信じられない光景を目の当たりにしました。
イラついた女性は、自らの頭から長い黒髪を1本抜き取り、糸楊枝のようにして奥歯に挟み込んだのであります。
衝撃でありました。
そして、やっと目的を成就したのか、女性は安堵の表情をうかべ遠くを見ておりました。
人は最後の最後、切羽詰るととてつもない行動をとるものである。
また、目的を達成するためには手段を選ばなくなる・・・。そう教わった感じでありました。
そうです、自分が欲するモノを獲得するためには、色々試行錯誤しながら、もがき、苦しみ、死にもの狂いの努力をして、その結果として何かを掴み獲る。
そのことを学んだのでありました。
10/17(土)、惨敗の味スタから柏に戻り、仲間と一緒にいつもの溜まり場で心の傷口を癒しあっていた。
まさかの0-4敗戦の記憶も新しく、最初のうちは意気消沈していた我々だが、このままでは終われないとの気持ちが強くなり、誰ともなく「今やれることを精一杯やろう。山形戦で何かやろう」という流れになった。
で、結果、「スタジアム全体でマスゲームをやろう!」て話になったんだ。
俺は、正直、次節の山形戦まで日にちもないし、内心引き気味だったんだ。
そんな俺に、仲間たちが言う。
「この切羽詰った柏の状況、何もしないテはないですよ!今だからこそスタジアム全体で何かやりましょうよ。絶対に負けられない一戦、選手を盛り上げましょうよ!みゃ長!」
そう言われちゃ・・・。この俺も「う、うん・・・」とうなずいたのでありました。
「準備は、俺たちがやります。みゃ長は見ててください」
言われなくても、そういった難しい企画ごとはいつも見てるだけなんで・・・。
そこから計画をたて、結局、家に帰ったのは深夜4時だった。
ということで今度の土曜日、山形戦でマスゲームやります!
圧倒してやりましょうよ!
「お世話になった柏。その対戦で得点決めて成長した姿をみせ、恩返しをしたいです」
よく、そんなセリフを聞くけれどけど、誰か山形のハセとシミケンに伝えてちょうだいよ。
本当に恩返しがしたいなら、ハセはオウンゴールでハットトリック!
シミケンは手と足を使わず、ヘッドだけで護れ!
現在、我々は片足をいれた。
そう地獄に通じる道である。
遠くに見える灯りは、地獄の一丁目のネオン看板ではありませんか。
18カラー電飾で、色鮮やかな看板であります。
キレイだからといって、騙されてはなりません。
そこにいくと毎週、長旅を要求されるのです。
お金もかかります。時間もかかります。
そのうちに、地獄での居心地が良いのか悪いのかわからなくなります。
それがまた怖いのです。
仲間も減っていくでしょう。選手もまたしかりです。
しかし、柏というチームは、退屈させませんな。
FC東京戦で、ホントのホントに後がなくなりました。
でも、あきらめるわけにもいきません。
怒りをどこにぶつけていいのかも、わかりません。
カッコつけてるわけじゃありませんが、選手達と共に戦うしかありません。
スタジアムに行きましょう。
最後にゃ、結果は出ます。
それがどうあれ後悔しないよう、チームを信じ戦いましょう。
なりふりかまっていられません。
とにかく、山形戦!準備はいいか、見せてやれ!