●お熱いのをぶちこめ (2001.07.02掲載)
【社長のひとり言《Classic》】
俺は16歳の時、若気のなんとかで1泊2食付きで松戸警察署に泊まったことがある。
厳しい取調べがひと通り終わり、食事を差し出してくれた。
テレビでよく見る、まさしくカツ丼とはいかなかったが、ワンランク下の親子丼だったと記憶している。
その時、俺の取り調べを担当した刑事さん、今でもはっきりと覚えている。
50過ぎの目つきも鋭く、地毛で、ダミ声のオヤジだった。
名前は名●昌●といった。
その刑事さんは、親子丼をむさぼる俺に、ダミ声でこう言った。
「お前なぁ、暴走族の友達を大切にするのもいいよ。だけど、もっといろんな人とも付き合え。それが、お前の勉強になるんだ、人から学ぶんだ。例えば、極端なはなし泥棒と付き合えば泥棒の手口がわかる。そうすることによって泥棒の侵入を未然に防げる・・・、あくまでも、これは極端なはなしだけどな・・・」
「・・・・・・」
「・・・とにかく、色んな人に出会い、学んでみろ。お前の人生、これからどう展開していくのかわからないが、しょせん知れたもんよ。人生何事も、勉強、勉強・・・・・・」
「・・・・・・」
その時には終始無言だった俺、当時その言葉をよく理解することはできなかったが、20代になり、自分も働くようになってみて、ようやく刑事さんの言う事がうっすら分かり始めた。
今回、なぜこんな説教じみた話しをするのか・・・、それは、先日、名古屋遠征に行ったとき感じたことがあったからだ。
いつものように、試合前夜に仲間が集合し、車で東名高速を数時間移動、明け方に現地到着、雨のなかゲート前で開門待ち、開門と同時に横断幕など設置、そして試合を見る、応援、試合終了、横断幕など撤収し再び車で数時間移動、深夜に柏に帰還、ハイ、サヨウナラ。
この間、一緒に名古屋遠征した仲間の数、約30名をはじめ、どれくらいの人と、どれくらいの話しをしたのだろうか・・・。
せいぜい仲の良い4、5名のメンバーとしか会話していない・・・、そんな者が多い。特に若手メンバー。
俺は若手に言いたい。
もっと積極的にいけ!会話をしろ!自分から話しかけろ!
中には、集合場所にやって来て、誰に対して言ったのかわからない小声の挨拶をしたっきり、その後はまったく会話無し・・・なんていう奴もいる。
こりゃ、けしからん!
学生、フリーター、大工、歯科技師、自動車修理工、プログラマー、コンピュータSE、国家公務員、郵便配達員、学校の先生、トラック運転手、床屋、営業マン、スーパー店員、銀行員、株屋などなど、金持ちから貧乏人、利口にバカ、いろいろな人種がいる我がグループ。
この環境は、サポーターをやっていないと、なかなかできるもんじゃない。
社会に出て勤め始めると、プライベートでの出会いなどあまりなく、ある分野に特化した小規模な付き合い(主に仕事関係)しかなくなってくる。
ましてや、30代の中堅サラリーマンから10代の中学生までが入り混じって、真剣に草サッカーに興じるなんて機会はほとんどの人が経験できないだろう。
この恵まれた環境で、何かをつかみ取る努力をしていきましょう。
それが自分自身の糧となり、経験となり、人生そのものが楽しくなるのです。
また、サポーター稼業を長続きさせる秘訣とも言えるのではないでしょうか。
さて、話しが変わるが、今週末は久しぶりに土、日がフリーだ。
まぁ、ゆっくりと寝るとまではいかなが、少しは体が休まるってもんよ。
お家でゆっくりテレビでも見よう。
今、おもしろい番組、なんかやってないの?
そういや、テレビといやぁ、千葉テレビのアノ番組のアノ企画はどうなっちゃたのかな?
ほら、『Can Do Reysol』で若い女性タレントが『私もゴール裏でサポーターになるぞ!』って企画。
1回目の放送でチームショップに行き、レプリカとタオルマフラー、そして俺達の嫌いなメガホンとタンバリンを買い込んでさ・・・「次回はゴール裏に行きまーす♪」なんて言っちゃたもんだから、もう大変。
他のJチームだと、普通、スタジアムに来た女性タレントって可愛がられるでしょう。
「一緒に応援しようよ」とか言われてさ。
ところが俺達は、その女性タレントを見つけるなり、「来んな、ワーキャー女」、「犯すぞ」、「レイプ、レイパー、レイペスト」などと罵声を浴びせてたっけ。
あげくの果てには、小麦粉(注)までかけられちゃって半ベソかいてたよ、あの女性タレント。
(注)その日は、発煙筒替わりに小麦粉を使ってみようデーだったので、ゴール裏(真裏付近)は小麦粉だらけになったのだ。
それでも番組は続けなくちゃならいでしょう・・・。
もう自由席の一番端っこで、「今、私はゴール裏に来ていまーす」だってよ。
それまで、千葉テレビとは、インタビューなどを受けたりして付き合いがあったのだが、以来、すっかりアクセスがなくなっちゃった。
ハッハッハッハ・・・・・・。
まぁ、この週末は家でまったりしよう、2ndステージに向けての応援でも考えながら・・・。
そうだ、今週の土曜日は久しぶりに女房に熱いのをぶち込んでやろう。
俺は16歳の時、若気のなんとかで1泊2食付きで松戸警察署に泊まったことがある。
厳しい取調べがひと通り終わり、食事を差し出してくれた。
テレビでよく見る、まさしくカツ丼とはいかなかったが、ワンランク下の親子丼だったと記憶している。
その時、俺の取り調べを担当した刑事さん、今でもはっきりと覚えている。
50過ぎの目つきも鋭く、地毛で、ダミ声のオヤジだった。
名前は名●昌●といった。
その刑事さんは、親子丼をむさぼる俺に、ダミ声でこう言った。
「お前なぁ、暴走族の友達を大切にするのもいいよ。だけど、もっといろんな人とも付き合え。それが、お前の勉強になるんだ、人から学ぶんだ。例えば、極端なはなし泥棒と付き合えば泥棒の手口がわかる。そうすることによって泥棒の侵入を未然に防げる・・・、あくまでも、これは極端なはなしだけどな・・・」
「・・・・・・」
「・・・とにかく、色んな人に出会い、学んでみろ。お前の人生、これからどう展開していくのかわからないが、しょせん知れたもんよ。人生何事も、勉強、勉強・・・・・・」
「・・・・・・」
その時には終始無言だった俺、当時その言葉をよく理解することはできなかったが、20代になり、自分も働くようになってみて、ようやく刑事さんの言う事がうっすら分かり始めた。
今回、なぜこんな説教じみた話しをするのか・・・、それは、先日、名古屋遠征に行ったとき感じたことがあったからだ。
いつものように、試合前夜に仲間が集合し、車で東名高速を数時間移動、明け方に現地到着、雨のなかゲート前で開門待ち、開門と同時に横断幕など設置、そして試合を見る、応援、試合終了、横断幕など撤収し再び車で数時間移動、深夜に柏に帰還、ハイ、サヨウナラ。
この間、一緒に名古屋遠征した仲間の数、約30名をはじめ、どれくらいの人と、どれくらいの話しをしたのだろうか・・・。
せいぜい仲の良い4、5名のメンバーとしか会話していない・・・、そんな者が多い。特に若手メンバー。
俺は若手に言いたい。
もっと積極的にいけ!会話をしろ!自分から話しかけろ!
中には、集合場所にやって来て、誰に対して言ったのかわからない小声の挨拶をしたっきり、その後はまったく会話無し・・・なんていう奴もいる。
こりゃ、けしからん!
学生、フリーター、大工、歯科技師、自動車修理工、プログラマー、コンピュータSE、国家公務員、郵便配達員、学校の先生、トラック運転手、床屋、営業マン、スーパー店員、銀行員、株屋などなど、金持ちから貧乏人、利口にバカ、いろいろな人種がいる我がグループ。
この環境は、サポーターをやっていないと、なかなかできるもんじゃない。
社会に出て勤め始めると、プライベートでの出会いなどあまりなく、ある分野に特化した小規模な付き合い(主に仕事関係)しかなくなってくる。
ましてや、30代の中堅サラリーマンから10代の中学生までが入り混じって、真剣に草サッカーに興じるなんて機会はほとんどの人が経験できないだろう。
この恵まれた環境で、何かをつかみ取る努力をしていきましょう。
それが自分自身の糧となり、経験となり、人生そのものが楽しくなるのです。
また、サポーター稼業を長続きさせる秘訣とも言えるのではないでしょうか。
さて、話しが変わるが、今週末は久しぶりに土、日がフリーだ。
まぁ、ゆっくりと寝るとまではいかなが、少しは体が休まるってもんよ。
お家でゆっくりテレビでも見よう。
今、おもしろい番組、なんかやってないの?
そういや、テレビといやぁ、千葉テレビのアノ番組のアノ企画はどうなっちゃたのかな?
ほら、『Can Do Reysol』で若い女性タレントが『私もゴール裏でサポーターになるぞ!』って企画。
1回目の放送でチームショップに行き、レプリカとタオルマフラー、そして俺達の嫌いなメガホンとタンバリンを買い込んでさ・・・「次回はゴール裏に行きまーす♪」なんて言っちゃたもんだから、もう大変。
他のJチームだと、普通、スタジアムに来た女性タレントって可愛がられるでしょう。
「一緒に応援しようよ」とか言われてさ。
ところが俺達は、その女性タレントを見つけるなり、「来んな、ワーキャー女」、「犯すぞ」、「レイプ、レイパー、レイペスト」などと罵声を浴びせてたっけ。
あげくの果てには、小麦粉(注)までかけられちゃって半ベソかいてたよ、あの女性タレント。
(注)その日は、発煙筒替わりに小麦粉を使ってみようデーだったので、ゴール裏(真裏付近)は小麦粉だらけになったのだ。
それでも番組は続けなくちゃならいでしょう・・・。
もう自由席の一番端っこで、「今、私はゴール裏に来ていまーす」だってよ。
それまで、千葉テレビとは、インタビューなどを受けたりして付き合いがあったのだが、以来、すっかりアクセスがなくなっちゃった。
ハッハッハッハ・・・・・・。
まぁ、この週末は家でまったりしよう、2ndステージに向けての応援でも考えながら・・・。
そうだ、今週の土曜日は久しぶりに女房に熱いのをぶち込んでやろう。