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2007/02/04 日

恥ずかしながら、只今戻ってまいりました

【みゃ長の独り言】

皆様 お久しぶりで御座います。
只今帰って参りました。みゃ長で御座います。

たくさんの拍手、ありがとうございます。
いやあー、帰ってまいりました、本当に帰ってまいりました。J1のステージに・・・。
J2は、長く、つらい。
しかし、アウェーの警備がJ1と比べると甘く、楽しい勉強もたくさんさせていただきました。

昨年、世の中がW杯で盛り上がっていた頃、我々はそれどころではなく、全国を走り回っていました。
ロングアウェーの道中で、「J2は、こんな時でもやるのかよ」と思いました。
大変不謹慎ではありますが、大葬の礼でも開催されるんではないかとも思いました。

そんな中で思ったのですが、よく街角に立って外国人がハンドマイクを片手に「今の日本人は狂っています。今の日本はおかしいです」なんて日本を痛切に批判しているのを見たことはありませんか?
道行く人は、何食わぬ顔で通り過ぎ、足も止めません。
が、しかし、もし「柏の住人は狂っています。柏はおかしいです」と言おうものなら、(当たってはいるけれど・・・)「なにがだ!」と腹を立てるでしょう。
日本を批判されても何も思わないのに、柏を批判されると怒るでしょう?

そうなんです。
降格して気付いた事なんですが、俺たちは「柏国民」なんです。
だからW杯なんて関係ないのです。
日本が勝とうが負けようが、遠い外国の出来事なのです。
そして、その想いがある者こそが柏レイソルのサポーターなのです。
ありがとうJ2!常に国際Aマッチ。

あと、もうひとつ。
降格して、主力選手がほとんど抜けました。
プロであるからレベルの高いところに行くのは当然でしょう。
お金ですか?
当たり前です!
気がつけば、選手名鑑のメンバーはガラリと替わり、寂しかった・・・。
まぁ、そんな中でも、あの「北嶋」が帰ってきたのは、大変うれしく、興奮したのは覚えています。
泣けたなと。

あと学んだことのひとつに、選手とフロントの人員が、この5,6年でほとんど替わってしまったのだが、変わらないのは、俺たちだけではないかということ。
分かってはいたけど、これはJ2に落ちないと、心底気づかないことだったんだなと・・・。

そう、俺たちは行くところがないのです!

いや違う、言い方が悪い。もう一度。

俺たちの引き取り手はありません!

死ぬまで柏を追う。柏しかないのであるということでした。

ホーム最終戦の試合終了後に、「サポーターの皆さん、一年間応援ありがとう御座いました」なんてスタジアムに流れますね。
選手も同じことを言います。
それを聞いて、俺は思う。違うんだなと・・・。
俺たちこそ、おまえらに言いたいよ。
「俺たちの柏で戦ってくれて、ありがとう」と。

俺たちのチーム「柏レイソル」なんだと心に強く思えたのは、J2のおかげ。
そして、降格という屈辱から学べた。
が、しかし、もう二度と味わいたくない。強くなってもらいたいと思う。
心の底から・・・。